内装リフォームで覚えておきたい注意点まとめ

内装リフォームの際に気を付けたい注意点まとめ

内装リフォームとは家のクロス(壁紙)や床、天井などの部屋の内装リフォームのことです。
内装リフォームも住宅と同じように、新築時には設計と施工を行います。また経年劣化によって、メンテナンスやリフォーム工事も必要になります。

今、ご自宅の内装をリフォームしたいとおもっている方、せっかくリフォームをするなら満足度の高い仕上がりを目指したいですよね!

正しく内装を作り上げるためには、細かい成功ポイントがあります。その上で注意点も知っておけば、より失敗しないようになるでしょう。ここでは内装リフォームにおける最重要ポイントと注意点について徹底的に解説していきます。

覚えておきたいア内装リフォームのポイントや注意点、業者に依頼する際の注意点について
内装リフォームを検討している人、悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

1業者選びの注意点

内装リフォームを依頼する際に最初に行うことは業者選びになります。業者を選ぶ際にはどういったことに注意して選ぶといいのでしょうか?ますは内装リフォームの際の業者選びで失敗しないためのポイントをご紹介します。

最近では悪徳業者とのトラブルが多発しています。
追加料金を請求してきた・高い見積もりを出し、契約しろと脅してきた など、さまざまな内容の相談が国民生活センター・消費者センターにかかってきています。
悪徳業者に依頼をしてしまう前に本記事をよんで内装リフォームの情報を身につけましょう。

 1-1 自分の希望に合う業者を見極める

 

一口に内装と言っても映画に出てくるような西洋風なスタイルと、伝統的な和風スタイルでは全くの別物です。業者ごとに得意としているスタイル・施工があるので内装リフォームを行っている会社であればどこにでも依頼ができるというわけではありません。
それぞれの業者に得意不得意があるので業者のHPなどを確認してその業者の雰囲気や今までの施工実績などの確認をしましょう。そのうえで自分の思い描いている雰囲気・デザインに近い業者に問い合わせをすれば、後から対応できない等の話も出ないので効率的です。
また、問い合わせをする前にその業者がどういった会社なのかに関してもしっかり確認をしておきましょう。
内装リフォームを対応してくれる業者は様々あり、大手のハウスメーカーから地域密着でやっている小規模な会社までその規模は様々です。

テレビCMをしているようなハウスメーカーは建物だけだと思いがちですが、内装リフォーム部門もあります。
ハウスメーカーは会社としては安定度が高く、豊富な実績から一定の信頼が置けるのは確かです。

営業から工事までスムーズに進むことが多く、書類や保証などもしっかりしているのも特徴ですね。
ただ、大手のハウスメーカーなどの場合、実際に工事をするのは各ハウスメーカーの下請け・孫請けの会社になります。その場合中間マージンがかかってしまうため、どうしても費用は割高になってしまいます。
また、実際に対応する職人と話しているわけでもないので担当者によってすべてが左右されると言っても過言ではありません。
ハウスメーカーの担当者が優秀であればなんのストレスもなく安心して施工を受けられますが、ハウスメーカーの担当者がいまいちであれば打合せしていた内容と違う、要望と違うなどのトラブルも起こってしまう可能性もあります。

一方地域密着でやっているような町場の業者の場合、営業マンなどがおらず、職人が直接打合せから施工まで一貫して入って対応するような場合が多いです。実際に施工にあたる職人が打合せをしてくれるので現場ならではのリアルな意見や、自分では見えていなかったような斬新な提案も期待できます。
また、金額に関しても一気通貫で行っている業者の方が中間マージンなどがないため安く抑えることが出来るのも特徴です。

 1-2業者の対応力・提案力を確認する

 

自分の思い描く雰囲気・要望に近い業者を見つけられたら次は実際に問い合わせをして資料請求・見積もり請求の段階になります。
ここで、1社だけにあたりを付けて進めてしまうと選んだ業者が本当に良い業者なのかもわかりません。
よほど特殊な施工でそこの業者しかできないようなものを除いて1~2社はお話を聞いて比較検討をするのが内装リフォームの業者選びで失敗しないためのポイントになります。

また、問い合わせや見積もりの際は、面倒でもできれば電話でお問い合わせするのがおススメです。
電話で話すことで業者の雰囲気や顧客対応がより伝わるためです。
問い合わせのために連絡しただけなのに、すぐに契約の話を始めるような業者は警戒しましょう。

いい仕事が出来る工事業者ならばお客様の要望を真摯に受け止め、プロならではの視点や経験から、お客様の満足度を高める提案が必要です。
お客様の要望は千差万別ですから、お客様のご予算や立地条件などに合った解決策を提案してくれるかを見てみましょう。
中には工事業者の好みのデザインや材料などを押し通そうとしたり、お客様のご要望を否定したりする工事業者も存在します。
そういった業者は経験がなかったり、仕入れの都合が悪かったりする場合もあるので注意が必要です。

 1-3施工後の保証・アフターフォローについて確認する

 

内装リフォームは、完成したらそれで終わりというわけではありません。定期的なメンテナンスが必須となります。
経年劣化を防ぐために行うメンテナンス等の他に、工事に不備があってメンテナンスをしなければならないケースもあるでしょう。
その場合に保証期間が設定されていなければ、たとえ業者の手抜きや不手際による不備であっても、工事代金全額を請求されることがあります。

保証がついていれば、その保証範囲内で無償、もしくは割引価格でメンテナンスをしてもらえます。そのため、見積もりの際に保証について確認しておくことは重要です。
事前にどのような工事が保証内に該当するかについてもしっかりと確認しておきましょう。
その場合に保証期間が設定されていなければ、たとえ業者の手抜きや不手際による不備であっても、工事代金全額を請求されることがあります。

また地域密着の業者なんかでは施工後一定期間年1回の訪問アフターケアを行っている業者もあります。施工後すぐには気が付かなかったような少しの違和感などがあったり、小さなことでも定期訪問などがあれば相談がしやすいでしょう。事前にどのような工事が保証内に該当するかについてもしっかりと確認しておきましょう。
その場合に保証期間が設定されていなければ、たとえ業者の手抜きや不手際による不備であっても、工事代金全額を請求されることがあります。

保証の部分に関しても業者ごとによって対応が異なるので保証の部分に関してもしっかりと確認し、比較することをおススメします。
その場合に保証期間が設定されていなければ、たとえ業者の手抜きや不手際による不備であっても、工事代金全額を請求されることがあります。

 1-4見積もりを見比べてみて比較検討

 

前項にもあるように見積もり比較の際は金額だけでの比較はおススメできません。
金額も含めて業者に自分の希望がヒアリングされ、きちんと見積もり内容に反映されているかという点をしっかり確認しておきましょう。
安いという理由だけで業者を選んでしまうと、完成した時に希望と全く異なる内装となる可能性が高まります。

業者ごとの見積もりを見るうちに、おのずと大体の相場感がつかめます。
自分の要望が組み込まれたデザイン案の中から、保証や対応の部分も加味して信頼できる業者を選択しましょう。

また、見積りの内容を比較するうえで同じような施工内容なのに見積もり金額が違う等、気になる点があれば積極的に業者に相談をしてみるのもいい業者を選ぶ点でのポイントです。
そういった専門的な内容を煙に巻くことなく丁寧に教えてくれる業者なのかどうかという点もそうですが、素人目には違いが分からなくても意外に大きな違いがあることも良くあります。

実際見積もりの部材の部分の表記が一式となっている業者と、事細かくすべてを記載しておりそれぞれにどれだけの費用が掛かっているのかを記載している業者というのもあります。
この場合比較をするのであれば後者の方が明確に金額を提示してくれていますし、話し合いの中で必要のない部分を削って費用を下げる、という対応も可能です。

見積書がずさんな業者を選んだ場合、自分の希望が全く入っていない可能性もあります。
追加工事となれば、高額な料金を請求されることもあるため注意してください。
信頼できる業者は工事内容が異なる複数パターンの見積書を出してくれる傾向があります。
もちろん全ての見積書に明細が記載されています。
見積もり比較は焦らず慎重に行いましょう。

2. 内装リフォームの注意点

内装リフォームをする際の注意点をご紹介します。

注意点① リフォーム場所によって注意点が異なる

内装リフォームといっても、トイレ・キッチン・リビング・お風呂・寝室・和室など、さまざまな部屋、場所があります。ですので場所ごとによって気をつけるべき注意点がことなります。
たとえば、バストイレをリフォームするとき、湿気がこもりやすいので、湿気に強い腐食しない素材を選んで工事する必要があります。湿気に弱い内装材を選ぶと、すぐに腐ってしまう可能性があるからです。さらに、バス・トイレに使用する床材も、すべりにくい素材を選ぶ必要があります。おもちゃなどのものであふれている子供部屋は、傷がつきやすい特徴があります。
小さい子供がいる家庭では遊ぶ際に、壁紙や床に傷や汚れがついてしまう可能性があるので注意しましょう。せっかくリフォームした箇所を汚されたら嫌ですよね。そういった場合はできるだけ傷に強い、汚れにくい内装材を選ぶとことで解決できます。

このように、内装リフォームをする場所や部屋によって異なるので覚えておきましょう。

注意点② 部分的なリフォームは注意が必要

汚れの目立つクロス(壁紙)を張り替えたい・フローリングを張り替えたい という部屋の部分的なリフォームを検討されている方も多いのではないでしょうか。実は部分的なリフォームにも注意点があります。

住宅建ててから全体が並行して傷んでくるものです。ですので一部分だけが新しくなると他の箇所と比べて色が浮いてしまう可能性があります。リフォーム終わり悩みは解決できても、最終的な統一感に納得できず、他の部分も後からリフォームするという方も多くいらっしゃいます。

リフォームは一度に行った方が費用もトータルにの工事時間も抑えることができるので、なるべく一度にリフォームすることえおオススメします。

気になる箇所だけリフォームする場合は周辺の劣化状況もよく見て、必要であれば一緒にリフォームする方が結果的に良い場合があります。また、リフォーム時期に判断が難しい場合は専門業者に相談してみると良いでしょう。その際は両方の見積もりを取るなどして、しっかりと検討したうえでリフォーム範囲を決めることがポイントになります。

3. マンション・アパートの内装制限注意!

マンション、アパートに内装リフォームにも注意点があるこをご存じですか?一戸建てなら問題ありませんが、自分のものではない賃貸住宅をリフォームする際、マンション・アパートでは内装制限があるので注意が必要です。水回り近くの配水管の位置によっては、移動させることができないものあるため、リフォームができない場合があります。また、柱を傷つける、床から浮かせた壁、天井のリフォームなどそれぞれの集合住宅によってルールが制限されている可能性があるので必ず管理人などの責任者に確認しておきましょう。

マンションやアパートに入居したときの契約書にも内装のリフォームのルールが記されているので事前に見ておきましょう。工事をスムーズに進めることができます。またリフォームを行うときには、必ず管理人に確認取り、リフォームトラブルを起こさないように注意しましょう。

基本的には、集合住宅であるマンション・アパートは水まわりのリフォームが難しいと言われています。配水管の移動などは困難な場合が多いですが、お風呂のタイルやバスタブを変えることはできることがあります。

5.まとめ

内装は普段生活する上で非常に重要な」部分です。せっかくのマイホーム、出来れば妥協はしたくないですよね。内装リフォームで成功するための情報を知っておきましょう。
リフォーム業者との打ち合わせを繰り返しながら、理想的な内装リフォームの計画を立ててください!
マンション・アパートの内装リフォームを考えている人は、改めて契約書を確認しておきましょう。また、リフォームする前は、必ず管理人に伝えておかなければなりません。
トラブルにならないためにも、大切なことですよ。

内装リフォームの際は本記事のポイントや注意点を参考にして頂き、皆さんが最良の選択が出来るお手伝いが出来れば幸いです。