場所ごとの水回りリフォームのタイミング
水回りのリフォームのタイミングは約10年から20年と言われています。
これは水回り設備の耐用年数と、住居に暮らす人のライフスタイルが変化を考えた年数が示されています。
ただ、全ての人間が同じ生活スタイルではないので、20年以上何事も無い所もあれば5年で異常が起きる所もありケースバイケースです。
水回りは生活する上で大変重要な場所なので、不具合が起きてしまうと生活に支障をきたすことになってしまいます。
水回りのリフォームを考えるときには、年数も1つの目安にはなりますが、異常のサインを早期に見つける事も大切です。
1:キッチンリフォームのサイン
キッチンは毎日の様に水を使う以外にも、火や油を使う場所です。
その為、痛みや損傷の早い場所でもあります。
また、食材の汚れや残りがキッチンのサビや腐食の原因にもなるので、次の様な異常が見られた時にはリフォームのサインになります。
■シンクのサビや腐食
■排水溝の詰まりや異臭
■ガスレンジ(クッキングヒーター)の異常
■蛇口や排水パイプからの水漏れ
■床板の腐食
2:トイレリフォームのサイン
トイレは排水の異常が重要になります。
また便器本体よりも、水洗機能やシャワー機能の設備の異常が目立つときにはリフォームのサインとなるでしょう。
■排水の詰まり
■シャワー機能や排水機能の不具合や異常
■トイレタンクからの水漏れ
3:浴室リフォームのサイン
浴室は水を大量に使用する上、最も湿気を多く持つ場所です。
そのため設備にはサビや腐食が起こりやすく、また浴室全体はカビ等が生えやすい場所になります。
放置しておくと建物全体に影響を及ぼす恐れがあるので、異常のサインには注意が必要です。
■蛇口やシャワーからの水漏れ
■浴室換気口の異音と浴室のカビ
■給湯設備の不具合や異常
■天井の下がりや壁や床のひび割れ
■排水溝の異臭や詰まり
4:洗面・脱衣所リフォームのサイン
水回りは住まいの一カ所に集まっている事が多く、給排水の配管工事が一度に済むので同時に行う方が費用も安くなります。
また、見積りや打ち合わせも一度に行えるので、余計な時間も掛かりません。
その為、水回りで使用するキッチンや器具をセットで販売するメーカーや代理店もあり、工事自体をセット販売するリフォーム業者もあります。
住宅の築年数が経って水回りリフォームのサインが出ていれば、一度に工事を行う方がメリットは大変大きいです。
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