内装リフォームの業者選びの際に気を付けたいポイント4選

内装リフォームの業者選びの際に気を付けたいポイント4選

内装リフォームは家のクロスや床、天井などの内装のことです。
内装リフォームも住宅と同じように、新築時には設計と施工を行います。また経年劣化によって、メンテナンスやリフォーム工事も必要になります。

内装リフォームを依頼する際に最初に行うことは業者選びになります。業者を選ぶ際にはどういったことに注意して選ぶといいのでしょうか?ここでは内装リフォームの際の業者選びで失敗しないためのポイントをご紹介します。

1.自分の希望に合う業者を見極める


一口に内装と言っても映画に出てくるような西洋風なスタイルと、伝統的な和風スタイルでは全くの別物です。業者ごとに得意としているスタイル・施工があるので内装リフォームを行っている会社であればどこにでも依頼ができるというわけではありません。
それぞれの業者に得意不得意があるので業者のHPなどを確認してその業者の雰囲気や今までの施工実績などの確認をしましょう。そのうえで自分の思い描いている雰囲気・デザインに近い業者に問い合わせをすれば、後から対応できない等の話も出ないので効率的です。
また、問い合わせをする前にその業者がどういった会社なのかに関してもしっかり確認をしておきましょう。
内装リフォームを対応してくれる業者は様々あり、大手のハウスメーカーから地域密着でやっている小規模な会社までその規模は様々です。

テレビCMをしているようなハウスメーカーは建物だけだと思いがちですが、内装リフォーム部門もあります。
ハウスメーカーは会社としては安定度が高く、豊富な実績から一定の信頼が置けるのは確かです。

営業から工事までスムーズに進むことが多く、書類や保証などもしっかりしているのも特徴ですね。
ただ、大手のハウスメーカーなどの場合、実際に工事をするのは各ハウスメーカーの下請け・孫請けの会社になります。その場合中間マージンがかかってしまうため、どうしても費用は割高になってしまいます。
また、実際に対応する職人と話しているわけでもないので担当者によってすべてが左右されると言っても過言ではありません。
ハウスメーカーの担当者が優秀であればなんのストレスもなく安心して施工を受けられますが、ハウスメーカーの担当者がいまいちであれば打合せしていた内容と違う、要望と違うなどのトラブルも起こってしまう可能性もあります。

一方地域密着でやっているような町場の業者の場合、営業マンなどがおらず、職人が直接打合せから施工まで一貫して入って対応するような場合が多いです。実際に施工にあたる職人が打合せをしてくれるので現場ならではのリアルな意見や、自分では見えていなかったような斬新な提案も期待できます。
また、金額に関しても一気通貫で行っている業者の方が中間マージンなどがないため安く抑えることが出来るのも特徴です。

2.業者の対応力・提案力を確認する


自分の思い描く雰囲気・要望に近い業者を見つけられたら次は実際に問い合わせをして資料請求・見積もり請求の段階になります。
ここで、1社だけにあたりを付けて進めてしまうと選んだ業者が本当に良い業者なのかもわかりません。
よほど特殊な施工でそこの業者しかできないようなものを除いて1~2社はお話を聞いて比較検討をするのが内装リフォームの業者選びで失敗しないためのポイントになります。

また、問い合わせや見積もりの際は、面倒でもできれば電話でお問い合わせするのがおススメです。
電話で話すことで業者の雰囲気や顧客対応がより伝わるためです。
問い合わせのために連絡しただけなのに、すぐに契約の話を始めるような業者は警戒しましょう。

いい仕事が出来る工事業者ならばお客様の要望を真摯に受け止め、プロならではの視点や経験から、お客様の満足度を高める提案が必要です。
お客様の要望は千差万別ですから、お客様のご予算や立地条件などに合った解決策を提案してくれるかを見てみましょう。
中には工事業者の好みのデザインや材料などを押し通そうとしたり、お客様のご要望を否定したりする工事業者も存在します。
そういった業者は経験がなかったり、仕入れの都合が悪かったりする場合もあるので注意が必要です。

3.施工後の保証・アフターフォローについて確認する


内装リフォームは、完成したらそれで終わりというわけではありません。定期的なメンテナンスが必須となります。
経年劣化を防ぐために行うメンテナンス等の他に、工事に不備があってメンテナンスをしなければならないケースもあるでしょう。
その場合に保証期間が設定されていなければ、たとえ業者の手抜きや不手際による不備であっても、工事代金全額を請求されることがあります。

保証がついていれば、その保証範囲内で無償、もしくは割引価格でメンテナンスをしてもらえます。そのため、見積もりの際に保証について確認しておくことは重要です。
事前にどのような工事が保証内に該当するかについてもしっかりと確認しておきましょう。
その場合に保証期間が設定されていなければ、たとえ業者の手抜きや不手際による不備であっても、工事代金全額を請求されることがあります。

また地域密着の業者なんかでは施工後一定期間年1回の訪問アフターケアを行っている業者もあります。施工後すぐには気が付かなかったような少しの違和感などがあったり、小さなことでも定期訪問などがあれば相談がしやすいでしょう。事前にどのような工事が保証内に該当するかについてもしっかりと確認しておきましょう。
その場合に保証期間が設定されていなければ、たとえ業者の手抜きや不手際による不備であっても、工事代金全額を請求されることがあります。

保証の部分に関しても業者ごとによって対応が異なるので保証の部分に関してもしっかりと確認し、比較することをおススメします。
その場合に保証期間が設定されていなければ、たとえ業者の手抜きや不手際による不備であっても、工事代金全額を請求されることがあります。

4.見積もりを見比べてみて比較検討


前項にもあるように見積もり比較の際は金額だけでの比較はおススメできません。
金額も含めて業者に自分の希望がヒアリングされ、きちんと見積もり内容に反映されているかという点をしっかり確認しておきましょう。
安いという理由だけで業者を選んでしまうと、完成した時に希望と全く異なる内装となる可能性が高まります。

業者ごとの見積もりを見るうちに、おのずと大体の相場感がつかめます。
自分の要望が組み込まれたデザイン案の中から、保証や対応の部分も加味して信頼できる業者を選択しましょう。

また、見積りの内容を比較するうえで同じような施工内容なのに見積もり金額が違う等、気になる点があれば積極的に業者に相談をしてみるのもいい業者を選ぶ点でのポイントです。
そういった専門的な内容を煙に巻くことなく丁寧に教えてくれる業者なのかどうかという点もそうですが、素人目には違いが分からなくても意外に大きな違いがあることも良くあります。

実際見積もりの部材の部分の表記が一式となっている業者と、事細かくすべてを記載しておりそれぞれにどれだけの費用が掛かっているのかを記載している業者というのもあります。
この場合比較をするのであれば後者の方が明確に金額を提示してくれていますし、話し合いの中で必要のない部分を削って費用を下げる、という対応も可能です。

見積書がずさんな業者を選んだ場合、自分の希望が全く入っていない可能性もあります。
追加工事となれば、高額な料金を請求されることもあるため注意してください。
信頼できる業者は工事内容が異なる複数パターンの見積書を出してくれる傾向があります。
もちろん全ての見積書に明細が記載されています。
見積もり比較は焦らず慎重に行いましょう。

5.まとめ


内装は普段生活する部分です。せっかくのマイホーム、出来れば妥協はしたくないですよね。
内装リフォームの際は上記のポイントを参考にして頂き、皆さんが最良の選択が出来るお手伝いが出来れば幸いです。

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